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自律神経の乱れはリンパケアで整う?心と身体を癒すメカニズムを看護師が解説
・Leka店長です。詳細はこちらです。 公開日:2025年10月8日
*免責事項:この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為に代わるものではありません。症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。
現代人は、会社内での上司や同僚、会社の取引先での担当者、学校内での友人や先生、家庭内等至る所でストレスがかかり、自律神経が乱れて様々な症状が出る世の中ですよね。その原因となるストレスを如何に付き合うかもしくは如何にして解消していくかが、世の中を渡っていくカギになりますが、皆さんはどう対処していますか?ある人は、フィットネスクラブで汗を流すことで解消している。ある人は、おいしい食事をとって解消している。ある人はカラオケで大声を出してストレスを解消している等様々な対処法がありますが、リンパケアもストレスを軽減し自律神経の調整をすることが期待できます。なぜ、そのように考えるのか説明しますね。

自律神経とは?その役割と乱れる原因
■役割
ヒトが無意識の状態でも生きていくために必要な行動(食べる・消化する・排泄する・呼吸・睡眠等)をコントロールしてくれること。それを行っているのが自律神経なのです。
■乱れる原因
季節の変わり目や生活リズムの乱れ等で起こります。
例えば春から夏に変わる時、身体はまだ春の温かさから夏の熱さに慣れていないので、本来であれば体温調整をする汗や排尿でのコントロールは可能だけど、暑い為に自律神経が慣れていない為に起こります。
生活リズムも同様に夏休みだからと言って夜更かししすぎると、夏休み明けの朝、起きられない現象が起こるのも自律神経が乱れている証拠です。
リンパと自律神経の意外な関係
・ストレス等で自律神経の働きが交感神経優位になると、本来持つ免疫にも影響が生じます。免疫に関係するリンパにも影響が出てきます。なぜなら、リンパにはリンパ液・リンパ節・リンパ球が含まれており、リンパ液は交感神経優位になると流れが悪くなるからです。そしてリンパの流れが悪くなれば、リンパ球の流れも悪くなるので、異物が入ったとしても異物を取り除きにくくなります。異物が滞ることで体に不要な老廃物が生じ、むくみや疲れの原因になります。それだけ自律神経とリンパには深い関係があるんですよ。
リンパケアで心と身体を癒すメカニズム
・一般的にリンパケアはいた気持ちよい程度の刺激で手先・足先から体幹(背中・胸)に向かって施術します。そうすることで手足に滞った水分や血液を体に集めて、尿・汗・便として排泄を促します。これで、身体に不要な老廃物を取り除くことで身体を癒します。同時に筋肉のコリもほぐしながら進めていくので、血液循環が改善され、自律神経の働きも調和してくるので、心にも良い影響を及ぼしますね。
・当店は上記に加え、日々の臨床に携わっている現役の鍼灸師が、自律神経の調和に役に立つツボを教えてもらい、リンパケアに応用して施術しますので、より一層の相乗効果が期待できます。
いますぐできる!セルフリンパケアの具体的な方法

・首・鼠径部・鎖骨周辺にある筋肉を軽く擦る。
これらの部位にはリンパ節が集まっているところなので、擦る程度の刺激でOKですので1か所2・3分を1日3回行ってください。

・手先・足先をいた気持ちよい程度で揉んでください。
手先・足先は神経がたくさんある場所ですので、そこを軽く刺激をすることで、自律神経の調和が期待できます。
いずれのやり方も効果には個人差があります。
まとめ
・自律神経とリンパには密接な関係があり、ストレスをため込まないことが、最も大事になります。
・セルフケアは理論的には十分に効果は期待できますが、個人差があるので効果が思ったように出ない場合は、医師の診察または専門のセラピストに見て頂くといいです。もちろん、当店にお問い合わせ頂いてもOKですよ。お問い合わせはこちら。