この記事を書いた人:Lekaスタッフ(看護師)
オーナー(鍼灸師・にこにこ鍼灸治療院院長)監修。医学的根拠と東洋医学の視点から、あなたに最適なケアをご提案します。

公開日:2026年5月11日 更新日:2026年8月30日

その不調、実は「太った」だけではないかも?

「食べる量は以前と変わらないのに、なぜか体型が変わってきた」「食事制限をしているのに脂肪が落ちない」「夕方になると靴下や靴がキツくなる」…こうしたお悩みはありませんか?

これらを「年齢による代謝低下のせい」「脂肪がついたから太ったんだ」と諦めてしまう方は非常に多いです。しかし、実は脂肪が増えたのではなく、体内の「水分循環の停滞(むくみ)」が原因でボディラインが崩れているケースが多々あります。まずは身体の仕組みを知り、溜まった不要な水分を排出できる体質へ整えていきましょう。

1. 【看護師の視点】ホルモンと血管の切っても切れない関係

女性の身体は、生涯を通じて女性ホルモン(エストロゲン等)のバランス変化や自律神経の影響を強く受けています。特にストレスや疲労、加齢などが重なると自律神経が乱れ、血管の収縮・拡張のコントロールがうまく働かなくなります。

血管から細胞へ滲み出た水分は、通常であれば静脈やリンパ管へスムーズに戻っていきます。しかし血管や自律神経の働きが低下すると、不要な水分や老廃物が皮下組織に停滞し、そのまま「パンパンな状態」や「ボディラインのもたつき」となって現れます。これが「脂肪ではなく、むくみによる体型変化」の正体です。

2. 【鍼灸師の視点】「脾(ひ)」が疲れると体型が変わる

東洋医学では、体内の水分代謝をつかさどる内臓を「脾(ひ)」と考えます。「脾」は消化吸収を担うとともに、身体に必要な水分を全身に運び、不要な水分(水湿・水毒)を排出するポンプのような重要な役割を果たしています。


冷たい飲み物の摂り過ぎ、甘いものや油っこいものの過剰摂取、あるいは過度な悩みやストレスによって「脾」が疲弊すると(専門用語で「脾虚:ひきょ」)、身体のポンプ機能がダウンします。その結果、体内に湿気が溜まり、身体が重だるくなったり、下半身を中心にぽっちゃりと体型が変化してしまうのです。

3. 体型の変化とむくみに関するよくある質問(FAQ)

質問
「脂肪が増えて太った」のか「むくみで体重が増えた」のか、自分で見分ける方法はありますか?
展開
回答
名古屋市のLekaではこのように考えます。

むくみの判断は内側の脛の部分を親指で軽く押さえると凹むか凹まないか、またはその程度によってむくみで増えたかどうかを判断する目安になりますが、むくみで体重が増えるのが明らかな場合は内臓自体にもむくみが存在する可能性が高く、医師の診察も検討しないといけないレベルにはなってきますね。

4. 今日からできる「巡りスイッチ」の入れ方

体型の変化や重だるさを感じた時は、無理なダイエットを始める前に、まずは巡りを促すセルフケアから試してみましょう。

  • 飲み物は「常温〜白湯」を選ぶ: 胃腸(脾)を冷やすと水分代謝が止まります。暑い季節でも冷たいものの摂りすぎに気をつけましょう。
  • お風呂は湯船につかる: 38〜40度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、水圧と温熱効果が働き、滞った下半身の血液やリンパの還流が促されます。
  • 足首を回す・ふくらはぎを優しく撫でる: ふくらはぎは「第二の心臓」です。強く揉むのではなく、下から上へ優しく撫で上げることでリンパの流れを助けます。


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