・むくみって疲れただけで休めば治るとか足のマッサージや足の指先を挙げてむくみを解消させれば大丈夫だと思う方がみえるかもしれません。確かに夜の睡眠時に足先を上げて明日の朝にむくみが治っている場合であればそうだと言えますが、もしそうではなくて、むくみの原因を突き止めずに放置したらどうなるでしょうか?このサインは、実は身体にとって深刻なケースになることがあります。
なぜあなたのむくみは治らないのか?水分代謝を妨げる3つの根本原因
1. ストレスと自律神経の乱れ(血管収縮による滞り)
・ストレスや生活環境の変化、栄養の偏り等が起こると自律神経が乱れて交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経優位(興奮状態や緊張した状態)になります。そうなると身体の筋肉が緊張してコリが生じます。さらに血管が収縮します。これらが起きることで、血液の流れが悪くなるで同時にリンパ液も流れが悪くなることでむくみが生じてしまいます。2. 腎臓や腸の働き(内臓疲労)による排出機能の低下
・ストレスや過労等により内臓の働き(特に腎臓)が悪くなると、尿や体内の毒素が排出できません。そうなると体内には不要な水分(老廃物)が生じます。これが長い間滞ると本格的なむくみになってしまいます。なお腸(大腸)は水分を吸収する働きがありますが、腎臓と同様働くが悪くなると水分の吸収ができないために体内に不要な水分がたまります。これらの内臓の働きが長期にわたるとむくみに影響ができます。3. 筋肉のポンプ機能の低下と冷え
・運動不足や加齢により筋力(特に下肢)が落ちると、血液を心臓に返すことができません。そうなると足先や足の甲もしくは下腿に水が徐々に溜まってしまいます。水がたまると温める力もなくなるのでそれで冷えてしまいます。むくみ改善は「水の流れ」を整えること:リンパケアの専門的メカニズム
優しい圧が自律神経を整える理由
・なぜむくみには優しい圧が良いのか?それは幸せホルモンと言われるオキシトシンが分泌されると言われるからです。オキシトシンは交感神経優位を副交感神経優位により近づける作用があり、精神的な緊張が改善され、筋肉の緊張も改善されます。さらに血管の緊張も緩むので血液の流れやリンパの流れも改善されていきます。
鍼灸師監修!むくみ解消に特化した「ツボ」へのアプローチ
Lekaオーナーでにこにこ鍼灸治療院院長(鍼灸師)よりむくみ解消に特化したツボを簡単に紹介します。@陰陵泉(いんりょうせん):水分代謝に関係する脾経(胃腸の一部)のツボ。下腿部、詳細の位置は「鵞足:がそくと読む。」に当たります。そこをいた気持ち良い程度の刺激で指でゆっくりと3秒ほど押さえて3秒ほどかけてゆっくりと指を離すことを繰り返します。
A水分(すいぶん):水分代謝に関係する特効穴になります。これはおへそとみぞおちを結んだ線を作ります。そしておへそから2cmほど上にあります。これはお灸が良いです。
B液門(えきもん):水の代謝に関係する三焦経のツボになります。これは環指と小指の間にあります。これは親指を使って擦る程度の刺激でOKです。
その他にもありますが、簡単そうにできるツボをあげてみました。
関連情報:むくみと深く関わる記事
- むくみと密接な関係がある「自律神経の乱れ」についてはこちらをご覧ください。
【看護師解説】自律神経の乱れとストレスにリンパケア! - むくみを引き起こし悪化させる「冷え性」の根本的な改善法はこちらをご覧ください。
【看護師解説】辛い冷え性の原因とリンパドレナージュ改善法
ご自宅でできる「水分代謝を上げる」ための簡単セルフケア
むくみに効く水分摂取のタイミングと量
カバガバ飲めばいいものでもありません。なぜならヒトの体は一気に水分が吸収できないからです。500ccのペットポトルを1時間かけてゆっくり飲んでください。これを1日2回ほど繰り返して下さい。そうすることで、身体に必要な水分が補充できるわけです。毎日の「腎臓エリア」の優しいマッサージ方法
・ふくらはぎ全体を足首から膝に向けてやさしく擦ります。(オイル、ベビーパウダーを使うと滑りやすくなるのでお勧めです)・足の裏全体をいた気持ち良い程度で親指で10秒優しく押さえます。(足の裏は内臓全部とつながっています、これはリフレクソロジーのテクニックを応用しています。)
まとめ:体のSOSを「深いリラックス」で根本から解決
ストレス・生活環境等の変化は自律神経のバランスを崩す大きな原因になります。自律神経のバランスが崩れたとして「筋肉のコリ」・「足のむくれ」として身体に反応するのです。それらの症状をリンパケアで優しく筋肉をほぐしてあげることで体のSOSとして現れているむくみが改善され、その上深いリラックスが得られるわけです。
■ 看護師・鍼灸師への個別相談はこちら(公式LINE)
※お一人おひとり丁寧にお答えするため、順次返信させていただきます。
「私の症状も相談していいの?」とお悩みの方は、公式LINEよりお気軽にご相談ください。専門的な視点でお答えいたします。
※お一人おひとり丁寧にお答えするため、順次返信させていただきます。
この記事を書いた人
・Lekaスタッフ(看護師)です。詳細はこちらをご覧ください。
オーナー(鍼灸師・にこにこ鍼灸治療院院長)監修のもと、医学的根拠に基づいたリンパケアを提供しています。
公開日:2025年12月17 更新日:2026年5月18日

