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【名古屋市守山区のLekaオリジナルのリンパケア】むくみについて東洋医学はどう考え、リンパケアにどう応用するのか?
「現代医学の視点でむくみの原因はよく耳にするけど、東洋医学ではどう考えるの?」と思うあなた、素晴らしいです、関心がある証拠です。そんなあなたに、名古屋市守山区のLekaが説明します。
・Lekaオーナーでにこにこ鍼灸治療院の院長です。詳細はこちらです。 公開日:2025年10月21日
*免責事項:この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為に代わるものではありません。症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。

・現代人の多くの人が悩んでいる「むくみ」。むくみの考え方は現代医学と東洋医学では考え方に違いがあることは、ごく一部の東洋医学に精通している鍼灸師や漢方専門医師を除いては知りません。*鍼灸師の先生の約半数は残念ながら分からないのが現状です。今回のブログはむくみの原因を鍼灸(東洋医学)の立場から詳細に説明しますね。

東洋医学で考える「むくみ」とは
・東洋医学で「むくみ」とは「水毒」・「湿邪」の言葉に言い換えられます。いずれも水分を意味する言葉ですが、身体に不要な水分が体内に滞った状態になりますので、放置するのは身体によくありませんね。そして、足先に溜まれば足のむくみの症状。顔に溜まれば顔のむくみ、胸に溜まれば胸中のむくみ(胸水)が現れることがあります。おなかに溜まれば腹水が現れることがあります。腸に溜まれば下痢(水様便)等現れ方は多岐にわたります。
不要な水分を解消するには「水の代謝を司る、肺・脾・腎・小腸・膀胱・三焦等の働きを整えることが大切です。
Lekaのリンパケアの応用とは
鍼灸はツボが重要になりますが、リンパケアは、ツボも重要ですが、それよりも経絡を意識して施術をしていきます。例えば、脛のふくらはぎの内側(脛の骨を沿って)には、水分の代謝に関係する脾と腎の経脈があります。それらの経脈上を擦っていくとところどころに筋肉のコリが分かります。この凝っている部位が、水の代謝を悪くなる原因になります。このコリをほぐすことを重点的にするように店長には指示してあります。脛のふくらはぎ側だけでなく、腕にも同様に水分の代謝に関係する肺の経脈があり、前腕内側(手のひら側での親指側)の筋肉のコリをほぐしていきます。

セルフケアについて
・東洋医学で考える食事療法を一部紹介致します。
甘い物・脂っこい物を多くとりすぎると、体内で消化しきれなくなり、その結果、体内に湿邪(身体に不要な水分)が滞ってしまいますので、控えめにして頂ければ良いです。
冷たい物やなまものは胃腸を冷やすことで働きが悪くなります。悪くなると胃腸(脾胃)の働きである水の代謝も悪くなるので、これらも控えめにして頂ければと思います。
まとめ
・東洋医学ではむくみは内臓の働きが悪くなることで、本来であれば水分の代謝が十分にできたのが、できなくなった結果として現れます。
・リンパケアと東洋医学の経絡(特に脾経・腎経・肺経等)に沿って施術することで、水の代謝が促進されることでむくみの改善が期待できます。

